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1897年、南極。一人の探検家がクレバスに落下し、彼はある事故で失明する。これがやがて人類を未曽有の恐怖に巻き込むことになる恐るべき現象の全ての始まりだった。2003年の火星探査機、ビーグル2号の隠された事故の裏には、NASAが封印した最後の交信として残されていたある映像があった。
現代。灼熱のカタールで、アメリカの都市で、そしてエアフォース・ワンの機内など、世界中の至るところで同時期に奇妙な現象が起きる。やがて、それらは未知の惑星から来たあらゆるテクノロジー機器に姿を変えられる金属生命体の仕業だと判明。

悪の主メガトロンの復活を企むディセプティコン一派が、復活の鍵となるある物を探すため一斉にトランスフォーム<変身>を始めたのだ。
一方、サム(演:シャイア・ラブーフ)は初めて買った中古車が巨大ロボットに変形することを知った。
その車はオートボット一派のバンブルビーだったのだ。サムとバンブルビーの友情が深まってゆく中、オートボット一派と人間たちがサムを通じて協力し合い、全宇宙の支配を企むディセプティコンのリーダー、メガトロンの復活を阻止するというストーリー。
まずオープニングのインパクトがものすごい。これぞトランスフォームとばかりに変身するシーンは迫力満載で圧巻。CG技術の進化に改めて驚かされたし、この映像だけでも充分に楽しめる。
もちろん戦闘シーンは一番の見所。
わざわざ狭い街中での戦闘を見せることで、より私達に迫力を増大させてくる。
映像に目の肥えた人も、そんなに関心のない人も、きっと誰もが「スゲー」と思える大迫力の映像満載。
この映画の「売り」であるCG部分には、本当に圧巻されられ、製作者側が魅せたいものがしっかり伝わってきます。
日本の男児向けアニメを原作としている本作品。
実写版になったところで、対象は子供か男性向けのSF映画だと思っていた。
しかし見終わると感動あり切なさありで、アニメちっくな単純ストーリーだが、
女性でも充分に楽しめるストーリ内容となっていい意味で裏切られた。
CGだけが凝っていて内容が何も無いという映画が多い中、バンブルビーが人間達に危険物として捕らえられてしまうシーンなどは、とても切なく心を打たれた。「どんなに酷い仕打ちを受けても、人間達を決して傷つけない」
オートボット最強の戦士であり総司令官であるオプティマスプライム(コンボイ)の姿勢。この根底があるからこそ、脅威を恐れる人間達にどんなに傷つけられても耐え抜き、人間とロボット信頼が芽生えることになった。
自分達にとって不要と判断できる全ての物を排除し、滅んだ彼らの惑星。同じ過ちを繰り返さないよう、そして地球を守るため宇宙からやって来たオートボット一派。人間と共に戦う姿は、とてもドラマチック。人間を庇い、また人間もロボットを助け。お互いの命を掛けた戦いは見た目以上の切なさを私に与えた。
また、パッとしない主人公サムの成長も見所。愛車バンブルビーの粋な計らいによって、恋愛・勇気などが備わり、勇敢な青年と成長していく姿はとても微笑ましい。
後半4分の1くらいは戦闘ばかりで、ちょっとうんざりする部分もあるけど、全体を通すと立派なエンターテイメント作品。ロボットたちのキャラも面白いし、愉快で楽しくてちょっと切ないストーリーもいい。
ただ、ラストの語りはいまいちかな。
期待していなかった分、想像以上に楽しめた作品でした。
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